京阪神ライブハウスの喫煙・禁煙状態を電話できいてみた
2020年、受動喫煙に関する規制がきびしくなるので現状はどうなのか調べてみました。当方は飲食店などのお仕事も、またミュージシャン(演奏者側)のお手伝いも両方させていただいておりますので。
京都・滋賀・大阪・和歌山のライブハウス(ホール)に電話して直接きいてみました。分母が少ないですが、サクッとつながったところだけでとりいそぎ表にしておきます。
2019年1月末現在のデータです。
■ライブハウス(店舗・設備)として禁煙としているお店は52件のうちたったの8店舗だけ。=緑色の行
■ホールは禁煙でバースペースなどの分室喫煙可能なお店は6店舗。=青色の行。設備投資が必要だからなのか小さなライブハウスではほぼありません。
■主催者(日)によって喫煙or禁煙or分煙を決めているお店が多いようです。つまり基本的にそれらのお店はホール内での喫煙は可能だということです。主催者によるということですが、お店側がセットした対バン形式の場合などはどうなるのでしょうか?
小規模なライブハウスでは喫煙が当然だという雰囲気のご回答もありました。また、禁煙テーブル、換気扇の下、通路などに分煙スペースを設けているので安心して使っていただけるというようなご回答もありました。分煙って意味ないですよね…。受動喫煙意識低い系のお店でしょうね。
また、2020年から厳しくなるので今年いっぱいは喫煙可だというお店もありました(=京都ケントスさん:こちらは受動喫煙意識高い系wさすが老舗)。
当方がお手伝いさせていただいているミュージシャンの方々は非喫煙者が多いのですがライブ会場は当然モクモク状態のこともあり、仕事などで同行していてもしんどいですね。
以下余談です。
当方のなかまには既存のライブハウス以外で演奏するミュージシャンもいます(ライブハウスで演奏するメリットをあまり感じていないのです)。彼らは公共の施設やギャラリーなどで演奏しています。その場合はもちろん禁煙ですね。PAシステム一式を持参し、ライブハウスの設備に頼らなくても演奏ができるのです。チャージバックとかノルマもないのでミュージシャン側の利益率もあがります。これからはこのような自己プロデュースできるミュージシャンが生き残っていくのでしょう。