自社サイトの読み込み速度が遅くなっていませんか?
WordPressで情報発信している中小の零細企業や店舗のオーナーさまも多いと思います。
ホームページの読み込み速度がだいじです
デザインやスライドショー の機能などに重点を置くあまり、読み込み速度についてはあまり意識されてない方が多いように思います。
以前あるクライアントの社長とこのようなやり取りがありました。
社長「製品カタログのページがなかなかな表示されないのだけれど…」
宇井「社長。これ写真データが大きすぎます。サーバー容量も90%も使っていますね(驚)。この際、Dreamweaverをやめてアップできる写真サイズが制限できるWordPressでサイト構築されたほうが安全ですよ」
写真撮影が趣味の社長で、自社製品をご自身で撮影しそのままアップしていました。彼は”写真解像度とサイズは大きければ大きいいほど良い”と思っていました(→ちゃんとご指導させていただきました)。
特にB to Cのお商売をされている企業や店舗は、スマホの画面での使い勝手の良さを第一に考えましょう。読み込み速度もその中の重要な要素です。
ユーザーの中には「ギガが減った!」といって通信速度に制限がかかっている場合もあります。そういうユーザーもなるべく逃さないようにしたいですね。
今回はWordPress公式のテーマごとに読み込み速度に違いがあるのかこのサイト自ら実験してみました
Googleが提供しているモバイルサイトの読み込み速度とパフォーマンスをテストするを使いました。
もちろん投稿内容や写真データの数や大きさは全く同じです。
すべてレスポンシブ対応のテーマです。ご参考までに。
※共有レンタルサーバーの場合はサーバー側の状況にも大きく左右されると思います。平均値を知りたいので、当方は契約クライアントさまのサイトなどは定期的に測定をしています。
以下、当方がお仕事でさまざまなクライアント様のご要望によりカスタマイズしてきた率直な感想と意見です。
- スタイルシートやテンプレートを触ってあまり極端なカスタマイズはしないこと。→テーマはそのまま使うのが一番
- スライドショー機能は画像データが多くなるので読み込み速度がおそくなる
- 動画はサイト内で処理せず、YouTubeなどリンクで対応する
- 所在地を表す地図はGoogle Mapを埋め込む
クライアントさまによっては、ご要望が複雑になり見た目はかっこよくなるのですが、読み込み速度が極端に遅くなる場合もあります。特にパソコンで社長自ら管理されているとご自身のモニターとブラウザーを基準に考えてしまいがちです(ご年配の社長に多く見られる傾向です)。(そういう時は一応作ってみて、さらに代替案をご提案して比べていただきます。)
ちなみに当サイトの現在のテーマはDiamondというものを使っています。
写真が多いこともあり、レスポンシブ対応でシンプル、何よりも読み込み速度が早いです。
もう一つだいじなポイント
写真データの最適化もだいじです。機会があればそのことについて書いてみますね。