ファイル転送サービスについて

301月 - による usharp - 0 - blog インターネットでの販促

宅ふぁいる便、大変なことになっていますね

運営会社は大阪ガスが母体ということですね。このサービスは20年以上昔から使っていました。

サラリーマン時代、同様に大阪ガスが母体の「京都リサーチパーク(以下KRP)」に入居していた会社につとめておりました。KRPといえば当時は「はてな」さんとか「まぐまぐ」さんなどいわゆる当時のネット黎明期のベンチャー企業が軒をつらねていて、うちの会社もその一つでテナント同士仲良くさせていただいておりまして、楽しかった記憶があります。KRPはインキュベーションビジネスの一つとしてIIJの高速回線をいち早く関西にひっぱてきていて、そこが入居した最大の理由だったと思います。

KRPとも仕事させていただいておりましたので、当時のご担当者からこの転送サービスを教えてもらいました。宅ふぁいる便はもともと大阪ガス内および関連会社どおしでファイルの転送をするために開発されたとききました。たぶん。。(←もしかしてもともと身内だけの転送サービスだったのでパスワードの暗号化すらされていないのはこの辺に起因する?)それを公開してビジネスとしたようです。当時はMOディスク(古っ!わかりますか?w)を宅配便で送らなくてもよくなったので革新的なサービスだとおもいました。

が、今はとっくに使うのをやめています(ちなみに当方はパスワードは絶対に使いまわしはしないので、今回の件も心配しておりません)。その理由は、無料のサービスを使ってクライアントさまの制作データを転送することに抵抗を感じたからです。

なぜ無料でサービスが使えるの?

これはほとんどのインターネット上の無料サービスで言えることですが、広告収入で運営されていて利益をだしています。Face bookもInstagramもGoogleもそうです。宅ファイル便以外の無料転送サービスもしかり。バナー広告が表示されたり登録したメアドに広告メールが届くはずです。
これらのビジネスモデルは問題ないのですが、転送したデータの扱いが気になったのです。
一定期間で自動削除、またはユーザー自身で削除できますが、サーバー管理者はこれらを覗くことも復活させることもできてしまいます。これが気持ち悪いなと感じたからです。
当方は守秘義務が伴う仕事ですので、少し神経質なくらいがいいと考えました。もちろん有償の転送サービスも同様にサーバー内をプラットホーム側に管理されますが、こちらがお客様になります。サービス提供側にも守秘義務が発生しているわけです。
当方のお客様に対して、責任とリスクを自分で持ってやるということはこういうことだと考えています。クライアントさまに納品する際に、バナー広告が表示されているサイトからダウンロードしていただくことも好ましくおもいません。

もう一つは突然サービスがなくなる可能性があります。オンラインゲームならば全く問題ないのですが、仕事で使うものですから。

現在、当方は完全にラップトップパソコンとスマートフォンからも同期させていますので、どの端末からでもファイル共有のurlを設定および解除できるのも良いです。
無償のDropboxも同じことができますが、以前、同期の遅延がひどくて仕事がスムーズに運ばなかった経験があります(←クライアントさまの指定でDropboxを使いました)。

当方が今現在使用しているクラウドサービスです。転送サイトを使わなくてもファイルのやり取りができますよ。ご参考になれば。

【Adobe Creative Cloud 】

●コンプリートプランおよび単体プラン版の場合は100 GB:¥5,680(税別)/ひと月←当方はこれを使っています
●フォトプランの場合は 20 GB または 1 TB:¥980/ひと月
●無償メンバーシップの場合は 2 GB:無償
参照↓
こちら

【G Suite】

●:Google ドライブ+Gmail+Googleフォト(もとのフォーマットで保存した場合のみ)30Gb:¥500(税別)/ひと月←当方はこれを使っています

【Amazon Drive】

●プライム会員であること ビデオ+ファイル 10Gb 3,900円(税込)/1年←当方はこれを使っています。