小さな販促活動のすすめVol.3
店舗情報を一元化する
何回か過去にも投稿していますが、Googleマイビジネスをリアル店舗の販促に使わない手はないです。重複している項目もありますが再度まとめて書きます。何と言っても検索エンジン最大手が提供するサービスです。店舗情報を一元化し、Googleに対して最適化しておくことはGoogleユーザー、つまりお店の顧客予備軍にアプローチできるということです。自分のお店の検索結果はオーナー自身で主導権をもってコントロールできます。もちろんGoogleマイビジネスへのオーナー登録は無料です(2019年1月現在)。
メリット1|マイビジネスへの「投稿」はリアルタイムで情報を発信できる最高のツール
それは検索結果に表示されます。つまりユーザーに自社サイトやSNSにアクセスしてもらわなくても情報を伝えることができるということです。一週間ほどで表示されなくなりますので継続的に投稿を続けるようにします。Google+が廃止(2019年8月末)されます。GoogleにとってはSNS失敗の黒歴史となりそうですがこの「投稿」という行為はマイビジネスに引き継がれることになるとおもいます。
メリット2|常に最新の情報をオーナー自身がコントロールできる
営業時間や休業日など、店舗の基本的な情報は正確に表示されなければ意味がありません。これも検索結果に表示されます。オーナー登録が完了すると、ユーザー(見込み客)に常に正確な情報を提供できます。
メリット3|検索結果のみで自社サイトにアクセスなしで来店につながる
電話番号が正確に表示されていればユーザーは検索した場所から直接電話してきます。自社サイトへのアクセスよりも電話をかけてもらえる回数を増やすことのほうが、売上向上により近づくのではないでしょうか。
メリット4|あいまい検索結果でアクセスマップでの表示が期待できる
ユーザーに店舗の場所を正確伝えることができます。*マイビジネスを動かすとオーガニック検索に、より表示されやすくなるようです。
例)ユーザーがお昼ご飯を食べるお店を探す場合
「北山」+「ラーメン」
と、検索するとします。この場合Goggleはユーザーの位置情報と照らし合わせて近くのラーメン店をいくつかマッピングおよびリスティングします。
検索結果です
気になるラーメン屋さんをタップします
注目は赤で囲っている部分です
”このビジネスのオーナーですか?オーナーでしたらお申し出ください”
これは店舗のオーナー登録がまだ誰にもされていないということを示しています。このラーメン店のオーナーはGoogleマイビジネスのことをご存じないのか、または面倒でオーナー登録されいていないかのどちらかだと思います。(もったいない。。上位表示されているのに)
この店舗の情報はどこから引用しているのか?
多く存在するグルメサイトからか、もしくはこのお店のお客様口コミや個人ブログから店舗情報を収集しているのかもしれません(Googleは神なので広く情報をあつめることができます)。
以前にも書きましたが、当方のクライアントさまで営業日が間違って検索結果に表示されていたためにお客様とトラブルになったこともあります。大手外食産業チェーン店などはしっかりしたホームページもありますのでこのようなトラブルは少ないと思いますが、個人経営・独立店舗ではホームページがあるといっても検索結果に表示されないことも多々あります。告知手段としては後手後手に回ってしまいます。もちろん自社サイトは最優先ですが、Googleマイビジネスと併用することにより、検索結果にもより整理された状態で表示され、自社サイトにもスムーズにアクセスしてもらえるようになります。
店舗情報の
「Googleに対する最適化」は「見込み客に対する情報提供の最適化」
でもあるのです。